2022年1月27日
新成人の飛躍に期待込めて

 一昨年の2月3日、客船ダイヤモンドプリンセス号が鶴見区大黒ふ頭に入港し、コロナウイルスとの戦いが始まりましたが、現在もオミクロン株の拡大が懸念されています。引き続き、手洗い・うがい・三密を避けるなど、基本的な感染症対策の継続が求められます。

2年ぶりの賀詞交換会
 令和4年鶴見区賀詞交換会・消防出初式は、コロナ対策のため参加人数を制限した式典形式により、鶴見区民文化センターで開催されました。
 2年ぶりの対面の賀詞交換会となりましたが、横浜市無形民俗文化財認定の生麦囃子保存会をはじめ、鶴見鳶職組合の伝統の纏振込みや横浜市消防音楽隊にも華を添えて頂き、久方ぶりに地域の皆様とご挨拶できる貴重な機会となりました。
 この2年間、多くの地域行事が中止となりましたが、人とのつながりは大切です。コロナ禍でも継続できる新たな活動のあり方が求められます。

多くの困難乗り越え
 さて、横浜市の新成人の門出を祝福する式典は横浜アリーナを会場(昨年は2会場)に、昨年と同様に4回に分けての開催となりましたが、今年も新成人への祝福に駆け付けさせて頂きました。今回の成人式の対象者は、コロナの影響により高校の卒業式が中止となり、その後の進学や就職などでも多くの困難を経験した世代です。
 「人生100年時代-AM4:48-」をテーマに掲げられていましたがこれは人生100年時代において、100年間を1日(24時間)に換算した場合、20歳は午前4時48分の夜明け前にあたることから、まだまだ時間はたくさんあり、可能性は無限で、何事にも挑戦しようとの前向きな想いが込められたものです。
 まさに人生100年時代に向けて、困難な時代を乗り越えてきた世代である新成人の今後の飛躍が期待されます。

 横浜市会では、令和4年1月31日から3月23日まで予算を決める大切な定例会を迎えます。現市長と議会とのねじれ関係を多くの市民が心配されていますが、市民生活の停滞を生じさせないよう、責任ある議論で議会に臨んで参ります。

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