宮城県山元町
その2
2014年4月15日
山元町役場でのヒアリングを終え、山元町内の復興状況などの視察に廻りました。
多くのダンプカーが走り、大型重機などもあちらこちらに見受けられました。
その中で、現在は3.11の津波の影響で廃校となっている中浜小学校を訪れました。
この学校では、地震発生から津波が来るまでに、児童の逃げるスピードでは避難困難と判断し、最上階の物置に教師も合わせ90名が避難し、全員が守られたとの事でした。
しかしながら、避難している高さまで、あと数十センチというところへ津波が到達しており、万が一の事態になっていれば、避難指示をした学校側に過失責任が問われていたのではないかとのコメントが関係者からあったそうです。
改めて災害発生時に、様々な決断を求められるリーダーの能力や責任の大きさを痛感致しました。